2002年5月31日(金) 葉加瀬 太郎 アコースティック コンサート(きららさん)

  琵琶湖を吹きぬける情熱の響き‥  

   2002.5.31(金)  大津市民会館 大ホール 19時開演

         葉加瀬 太郎 アコースティック コンサート


  JR大津駅に午後6時前に到着。
  駅から大通りをびわ湖を目指して、真っ直ぐ、10分ほど歩いて行きます。
  10分ほど歩くと、目の前に大きな湖が広がってきました。
  まるで、海の様です。
  開演まで、まだ時間があったので、市民会館の隣(大通りを隔てたところ)の「琵琶湖ホテル」で、
  軽く食事をしようと思いホテルへ‥
  あまりに斬新な建物に驚ろかされました‥。
  建物の形よりその色使いに‥ グリーンの青みがかった様な色‥。
  方向音痴の私でも直ぐに分かります。^^;
  前面ガラス張りのラウンジで、サンドイッチを食べました。
  琵琶湖を目の前にして‥心が段々落ち着いていくようです。
  この日は曇り空で、霞みがかかった状態だったけど、晴れていたら夕陽が綺麗だろうな‥。

  ふと、時計を見ると、開演時間が迫っていました。
  琵琶湖の景色に別れを告げ、急いで市民会館に行きました。
  (また、時間ギリギリになってしまいました。^^;)

  会場に着くと、若い女性中心に(若い男性の姿も‥)沢山の人が、ロビーに溢れていました。
  あまり年配の人は見かけませんでした。
  今回のツアーはどの会場にも、プログラムの配布が無いということなので、どんな曲を演奏するのか
  分からず、ちょっと不親切だと思いました。

  私の席は前から8列目の右よりです。
  前の人の頭で舞台が見難いの残念です。

  幕があがると深い森が夕陽に照らされている感じのセット?(私にはそう見えました。)でした。
  やがてベージュのジャケット、白いシャツ、ズボンのラフなスタイルの葉加瀬さんがヴァイオリンを
  持って登場。
  気のせいかもしれませんが、葉加瀬さんの持っているヴァイオリンが小さく感じました。
  葉加瀬さんに続いて他のメンバーも登場。
  皆さん葉加瀬さんに合わせているのか?全員白ぽっい感じの衣装です。


      葉加瀬 太郎 ヴァイオリン 
      天野 清継  アコースティックギター
      柏木 広樹  チェロ
      榊原 大   ピアノ
      西島 徹   ベース(コントラバス)

  ☆ サリーガーデン
  ☆ アンド ユア バード キャン フライ
  ☆ アナザースター
  ☆ ソーナイス
  ☆ ポスポラス(アコースティック.バージョン)
  ☆ エトピリカ
  ☆ バタフライ
  ☆ トスザ フェザーズ

  一曲目はアイルランド民謡‥軽やかな感じで、草原にたわむれている羊達
  それを牧用犬が追っています。
  そんなのどかな風景が目の前に広がりました。

  2曲目はビートルズナンバー‥
  今度は都会の風景が‥高層ホテルの窓の下には、宝石をちりばめたような世界が
  眼下に広がっています。

  2曲目が終わったところで、メンバーの紹介と葉加瀬さんのお話。
  まず、葉加瀬さんは隣の「琵琶湖ホテル」にびっくりされたそうです。
  大胆な色使い等‥
  「部屋もあの色(青っぽいグリーン)なのかな?‥」と言われ、
  
  「今日、昼間、僕は寝ていたけどメンバーは琵琶湖に魚釣りに出かけ、
  魚が釣れたと喜んで帰ってきた‥」   
  でもその魚は「ギル」で「ブラックバス」同様 害魚だそうです。
  特にギルは餌は何でも食いつきます。誰でも釣れるそうです。 
  ギルを釣って、喜んで帰ってきたメンバーを見た葉加瀬さんは‥この話に会場は爆笑でした。

  「本当にギルは何でも食いつき、はな○○にも食いつき、消しゴムを小さく切ったモノでも
  釣れるので皆さん試して見て‥」葉加瀬さんのツッコミにまたまた爆笑です!
  メンバーの皆さんは、照れ笑い‥(笑)
  後、琵琶湖名物「フナ寿司」の話
  
  「あの独特の匂いたまらんね‥でも年をとってくると何故か食べたくなるんやなー‥」
  としみじみ言われました。
  始めから、関西弁で喋られる葉加瀬さんに親しみを感じ、気さくな感じのあんちゃんという
  雰囲気でした。
  初めて葉加瀬さんのコンサートでしたが、前から何回も来ている感じです。

  3曲目、4曲目はボサノバ風‥しっとりした感じのジャズ風にも‥ホテルのバーで静かに
  カクテルを飲んでいるようなまったりした感じが心地よく‥

  葉加瀬さんが、「ここまでは、まったりした感じの静かな曲が続いたので‥」という感じでお話され、
  次の曲からはリズミカルな感じの曲に変わっていきました‥。     

  オレンジぽっい照明から白ぽっい照明に変わると、朝靄の中で演奏している感じでした。
  「エトピリカ」はTVでの演奏はよく聴きますが、生で聴くと余計にジーンとしてきます‥。

  ライトの光がきついのでしょうか‥? 水をよく飲まれます。

  そして一部の最後の曲もアイルランド民謡です。
  今度はとても陽気です!
  映画「タイタニック」の中で、ジャックとローズが3等船室で乗客がヴァイオリンやピアノを弾いて、
  他の乗客も踊り明かしていたところへ、ジャックとローズも参加して盛り上がっていたあのシーンが、
  目の前に広がりました。

  葉加瀬さん達があの映画で演奏して人達とダブリ、私達聴衆は、あの3等船室の乗客です。
  皆、自然に手拍子で、踊りに参加しています。ノリノリでーす ♪
  あっと、言う間に一部は終了しました。
  プログラムが無いので、私とっては初めて聴く曲が殆どで、曲名が分からず戸惑いましたが、
  アイルランド民謡など、色々な情景が浮んできました。
  ちなみに「エトピリカ」だけは分かりました。^^;

  アイルランド民謡(ケルト音楽)から、色々なジャンルの曲が生まれたことなど、
  葉加瀬さんが語られました。


               〜休憩 15分〜

  2部の舞台のセットは、一部の時とは、異なり、白い布が何枚もヒダの様に重なっていて、
  オーロラのようにも、ツララが何本も連なっているようにも見えます。綿菓子ののようにも‥?

  2部での葉加瀬さんの衣装は、シックな感じの黒のスーツ 他のメンバーの方々も黒い衣装です。

  舞台が赤い照明になり、夕陽というより真っ赤な太陽という感じの中で演奏が始まりました。


       ☆ ハンガリー狂詩曲 No.2

       ☆ ハンガリー舞曲 No.1

       ☆ 愛の悲しみ

       ☆  トゥー ラヴ ユー モア

       ☆  チャルダッシュ

       ☆  リベルタンゴ

       ☆  チゴイネルワイゼン

       ☆ ハ短調 / ショートバージョン

  2部は、クラシック曲中心の構成でしたが、一曲目から、ノリノリの感じで、照明も
  赤から、青、緑とめまぐるしく変わり、ロックコンサート?風でした。
  (行った事ありませんが、何かそんな雰囲気でした。^^;)

  ハンガリー狂詩曲、ハンガリー舞曲は、フジ子さんもノリノリの感じで、演奏されますが、
  葉加瀬さんは身体全体から情熱が演奏ににじみ出てきている感じでした。

  愛の悲しみは、川畠さんの時も聴きましたが、同じしっとり感でも何となく雰囲気が違います。
  同じ曲でも演奏者によって違う曲に聴こえます。実際、生で聴いてその違いがはっきりしました。

  葉加瀬さんのヴァイオリンを弾いている時の表情がたまりません。
  あのうっとりした表情‥お酒ではなく、音楽に酔いしれている感じです。) (^^ゞ  

  葉加瀬さんは18歳までは、クラシック一筋で、ロックなど不良の聴く音楽だと思っていたそうです。
  小・中学生時代は、下敷きにヴァイオリニストの「パールマン」の写真を挟んでいたそうです。
  他の人はアイドルのプロマイドを挟んでいたのに‥一人浮いていたそうです。
  (この話に会場、爆笑(^^))
  高校は、音楽の専門校に進学したので、やっと共通の話題が‥ 。(ここでも笑い) 
  パールマンはいまでも尊敬していて、コンサートには必ず行かれるそうです。

  次の曲‥「トゥーラブ ユー モア」はセリーヌ.ディオンと共演した曲として有名ですが、
  歌がなくても楽器だけのアンサンブルでも充分雰囲気は伝わります。
  とても優雅で酔ってしまいました。^_^;

  葉加瀬さんは、夜 ヴァイオリンを持って、お酒を飲みにパブなどに出かけられるそうです。
  (何故、ヴァイオリンを持って‥?)
  その時、お店にいたお客さんから必ずリクエストされるそうです。
  サービス精神旺盛な葉加瀬さんは、そこで、弾かれるそうです。
  ‥でもリクエストされる曲が、「タイタニック」のテーマ曲‥。
  葉加瀬さんは、心の中で「違う‥僕の曲じゃーない‥(ーー;)」とつぶやいたそうです。
  その後は ‥?です。

  「タイタニック2が、只今 製作中‥ 前作で海に沈んだレオ様が‥再び浮かび上がって‥
  ホラー映画として甦る‥ 」
  葉加瀬さんのこの話に、私は、一瞬本気にしました。^^;

  次の曲「チャルダッシュ」の前にもエピソードを1つ‥
  高校の卒業演奏会で、他の卒業生はベートーベンなど正統派で演奏‥。
  葉加瀬さんは、クラシックでも楽しい雰囲気にと‥
  そこで、後輩にサクラになってもらい、葉加瀬さんが、「チャルダッシュ」の演奏の途中で
  足ふみして、合図を出すので、そこで、手拍子を‥
  この時、まるで、ロックコンサートのように、盛り上がったそうです。
  で、演奏会終了後、外に出てみると、腕組みをした担任の先生が立っていて、葉加瀬さんは
  てっきり怒られると思ったそうですが、‥先生は怒らずに、一言
  
  「これで、君の進む道は決まったな!」と言われたそうです。

  その卒業コンサートの再現です!
  葉加瀬さんの足での合図で、会場は一斉に手拍子を‥もう会場は熱気ムンムン!
  本当にロックコンサートのように盛り上がりました。(^。^) 
 
  そして、一息ついてから、リベルタンゴ、チゴイネルワイゼンと続いていきました。
  もう気分は、踊っています。
  葉加瀬さんも水を飲み、汗を拭き、拭きでの熱演でした。
  ‥全体に、クラシックの曲を聴いているというより、ジプシー音楽を聴いているような陽気で
  楽しい雰囲気でした。

  最後の曲「ハ短調/ ショート バージョン」では、もうノリノリ!
  手が痛いくらいに手拍子を打ちました。^^;
  すると、柏木さんが、チェロを垂直に持ち、西島さんは、コントラバスを逆さまにして、
  手で板のところをポンポンと叩き、榊原さんは、ピアノの乱れ弾き、天野さんもギターを裏返して熱演‥
  しかし、音はでません。‥が、気持ちは弾いている。
  葉加瀬さんは、直ぐに天野さんの隣に行って、一緒に演奏‥。
  これほど、楽しいコンサートは初めてです♪

  葉加瀬さんの弦が切れるほどの熱演に、会場からは拍手の嵐が沸き起こりました。
  葉加瀬さん達は、息をつきながらも晴ればれとした表情で舞台そでへ去られました。
  葉加瀬さん達が去られた後でも、拍手は止みません。
  何時しかアンコールへの拍手へと変わっていきました。

  会場の力強い拍手に答えるように葉加瀬さん達は、笑顔で再び登場されました。
  そして、アンコール曲、「エンジェル イン ザ ハウス」を演奏されました。
  心に染み渡る心地よい音色に時を忘れるほど酔いしれました。
  自然に涙腺も緩んで‥。

  演奏が終わるとまた割れんばかりの拍手が沸きあがり、別れを惜しむように
  何時までも拍手が続きました。

  今回はプログラムの配布が無いなど、不満もありましたが
  (コンサート終了後、ホール関係者の方にプログラムのコピーを貰いました。)
  コンサートそのものは、最高でした。
  葉加瀬さんの気取らない人柄にも、とても親しみを感じました。
  私にとって、手が痛くなるほど何回も手拍子、拍手をしたのは、初めてでした。
  また機会があったら、葉加瀬さんのコンサートに行きたいです。





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