2002年7月17日(水) 溝口 肇 コンサート 2002(きららさん)


 
     大阪 サンケイホール  19時開演     


 
 午後2時過ぎ‥ウキウキ気分の私は、ホテルにて遅めのリッチな昼食♪
 今日は、会場まで徒歩で3、4分の距離なので、時間を気にせずゆっくり食事をしました。
 食後、まだ時間的余裕があったので、近くのCDショップでCDを購入(衝動買いです‥^^;)
 部屋で音楽を聴きながら読書。
 そうこうしているうちに開場時間が迫り、サンケイホールへ‥。

 会場につくと沢山の人がCD売り場に殺到していました。
 コンサート終了後、サイン会が有るということ‥
 早速、私もサイン欲しさにDVD,CD,プログラムを購入しました。^^;
 観客は、若い女性が圧倒的に多いですが、若い男性の姿もちらほら見かけます。
 カップル(死語?)で来ているようです。
 熟年夫婦の姿も何組かいました。

 私の席は前から3列目左よりです。
 舞台中央には他の楽器より前に椅子が1つ‥スポットライトを浴びていました。
 演奏者の方々を拍手で迎えました。全員黒い衣装です。
 それぞれの楽器のもとにつき、暫くするとスポットライトを浴びながら溝口さんが登場されました。
 白いレースのシャツに藤色のTシャツ、白いスラックス(パンツ)。
 そして椅子に腰をかけられました。
 TVで見るより肌が白くて綺麗でした。まるで、ギリシャ神話から抜け出したような美しさです。
 コンサート中ずーと、見とれていました!^^;


               チェロ 溝口肇

 ピアノ Hatsuho Furukawa ギター Shunji Takenaka ベース Hitoshi Watanabe
 パーカッション、ドラム Yoichi Okabe

 今回、ベース(コントラバス)の形が通常のモノと違っていました。
 弦の部分とベースの形をした骨組みだけ、胴体(板の部分)が無い不思議な形でした。‥電子楽器?

                 演奏曲目

      1 ♪ エターナル         2 ☆ ambrosia

      3 ♪ 夜間飛行          4 ☆ am angel

      5 ♪ So Long          6 ☆ Offset of Love

      7 ♪ 透明な心          8 ☆ 神様のチェス

      9 ♪ キリンと月        10 ☆ ローズ

     11 ♪ 鳥の歌          12 ☆ プロローグ

     13 ♪ サプライズ        14 ☆ Run Yuko Run

     15 ♪ 世界の車窓から      16 ☆ 車窓の人

     17 ♪ a thousand sky       18 ☆ Light in Paris

 溝口さんは演奏前に弦のところを白い布で拭かれます。
 そして、一呼吸置いて、目を閉じて優しく弓が弦を響かせてゆきます。
 語りかけてくるような優しいチェロの響きが私の身体を包んでいきました。
 全体に優しく静かな感じの曲の構成でしたが、バックのアンサンブル演奏がジャズ風、時にはロック調で、優
 しいチェロの音色と相まって、雲の上にいるような、風に乗って緑の草 を駆け巡っているような心地よい気分に
 ‥。

 3曲目が終わったところで、少しトークを‥ステージで一人で喋るのに慣れていないということで、照れながら曲
 の説明などをされました。
 夜間をヤカンとかけてみたけど、イマイチ客席に受けず、苦笑い(笑)‥ 関西にきたら、ダジャレを言って、受
 けなければならないというプレッシャーが‥
 3歳から3年間大阪の吹田ですごしたので、関西の味には直ぐになじめましたが、話下手で、関西の"ノリ"に 
 は馴染めなかったと‥照れながら話される溝口さんの笑顔が素敵で、会場は和やかな雰囲気になっていまし 
 た。

 「キリンと月」の時の演奏は、ギターとチェロの演奏でした。
 バックに月が浮んで、とても幻想的な雰囲気でした。
 サバンナの草原‥闇夜に浮かぶ月を背にキリンの群れが、そんな光景が浮かんできました。

 ローズからプロローグまでは、チェロのソロでした。
 優しいチェロの音色が会場を包んでいきます。
 時には、微笑みながら演奏される溝口さんにため息です。

 「鳥の歌」の演奏前、溝口さんはパプロ.カザルスについて熱く語られました‥。
 溝口さんにとってもパプロ.カザルスは神様のような存在。
 「  ‥未だに、納得する鳥の歌は演奏できていない‥永遠のテーマ。」
 「この曲はコンサートでは必ず弾いています。」
 「これからもずーと弾きつづけていきます‥。」 
 溝口さんの奏でる「鳥の歌」も心に染みます。
 美しくも哀しげなチェロの音色に目頭が熱くなりました‥。

 「本当なら後半から盛り上がらなければならないのに静かな曲が続いているので、『世界の車窓から』は明る目
 でいきます!」会場から笑い声が‥^^;
 そして、少し明る目?の「世界の車窓から」の演奏が始まりました。
 演奏が始まると同時に北海道へ旅した時のことが、思い出されました‥。
 京都から「トワイライトエクスプレス」に乗って‥琵琶湖の風景を見ながら、豪華列車に乗った喜びをかみしめて
 いました。
 日本海に沈む夕陽の綺麗だったこと‥北海道の雄大な景色に心をときめかしたこと‥
 春夏秋冬と訪れているので、季節によって目に映る景色が変わっていました‥。

 次の「車窓の人」では釧網線の釧路湿原、原線花園の風景が浮かんできました。

 ここで、改めてメンバーの紹介&お話‥
 メンバーの一人が今年「厄年」と言うことで、昨年溝口さんも厄年だったので、その時のことを‥
 「どこの神社でお払いをすればいいのか分からず、とりあえず有名で大きなところでと思い明治神宮へ‥」
 「100帖くらいの大広間にもう一人お払いをしに来ていた見知らぬ男性と二人‥。」
 「雅楽の演奏、巫女さんの舞にお年よりの神主?のノリトでお払いをしもらったけど、効き目があったかどうか 
 ‥??」
 そして、今年厄年のメンバーの人にアドバイス「近くの神社でお払いをうけた方がいい‥」メンバーの方も納得
 されていました。
 「『ゴンチチ』とはよくコンサートを組むが、彼らは東京で活躍しててもバリバリの大阪弁!彼らと話すと自然に 
 関西弁で喋っています。」
 「相手がいると喋れるが、一人で喋るのは苦手‥関西にくると、ウケルことを言わないといけないというプレッシ
 ャーが‥話し下手で"ドツボ"にはまってしまいます‥。(笑)」
 「‥僕はシャイだから‥」相変わらず照れながら話されますが、客席ではかなりウケていました!
 (^.^)
 ※「ゴンチチ」ギターデュオ

 次の「a thousand sky 」ではバックの背景がセピア色から深いグリーンにそして夕陽に照らされている溝口さ 
 ん‥
 森の中でチェロの音色を聴いているようです。

 そしてとうとう最後の曲「Light in Paris 」。
 この時、天上よりミラーボールが降りてきて、廻り始めました。
 まるで、溝口さんの周りを雪が舞っているようでした。
 溝口さんは両手を広げてチェロを優しく抱きしめる様にして‥
 微笑みながら、演奏されました。
 この美しい光景に、もうため息しかでませんでした‥。

 演奏が終わると会場からは割れんばかりの拍手の波が沸き起こりました。
 にこやかに、笑顔で答える溝口さん‥。
 溝口さんやメンバーの方の姿が見えなくなっても拍手は鳴り止みませんでした。
 ギターなどの楽器が片付けられ、溝口さんの前にあったマイクも片付けられると、会場からは(今回はアンコー
 ル演奏がないのか‥)という諦めモードが少し経ち始めた時に溝口さんがピンクのシャツに着替えられ、チェロ
 を持って再び登場されると、どよめきと同時にまた拍手が沸き起こりました。
 「アンコールでは何時もこのピンクのシャツを着ます。その時必ず会場からはどよめきが起こります。」
 笑顔でこう話された後に、「マイクを使わずチェロのソロを弾きます。曲目は『エスパス』です。」 
 この時また会場からは割れんばかりの拍手が‥ 

       アンコール曲 ☆ エスパス ☆

 拍手が止み、静寂が戻るとチェロの音色が静かに会場に響き渡っていきます。
 生のチェロの音色‥何て気持ちがいいのでしょう‥。
 溝口さんの奏でる音色が、身体の細胞一つ一つに行き渡っていくのが分かります‥。
 その優しい音色に吸い込まれていくのが、分かります‥。
 その祈りにも似た音色に溝口さんが霞んで見えました‥。

 あっという間の2時間でした。
 休憩時間なしのぶっとうしの2時間のコンサート‥
 疲れた表情も見せずに頑張ってくれたメンバーの皆さん、そして語りかけてくるよう優しい音色で人々を幸せ 
 気分にしてくれた溝口さんに人々は惜しみない拍手を送りました。
 溝口さんも「今度来る時は話上手になって来ます!CD,DVDを買ってくれた人サインします!」と笑顔で言わ 
 れ、満面の笑顔で舞台そでへ‥
 笑いとともに拍手が何時まででも続いていました。

 ロビーに出るとサインを求める長い列が‥
 何処が最後尾か分からず、列を辿っていくと3階から一階 の玄関のところまできていました。
 あまりに沢山の人なので、握手と話しかけることは厳禁でした。サインだけだったので時間的にサインして貰え
 るのは早かったです。(20分も待っていませんでした。)
 サイン後も暫くは少し離れた所から、サインしている溝口さんを見ていました。(ポーとなっていました。^^;)
 サンケイホールからホテルに戻る時、ビルとビルの間に満月が綺麗にでていました。
 都会でも月が綺麗にみられるのだなーと暫くその美し景色を見ていました。
 BGMは溝口さんの曲です。
 私の心に何時までもチェロの美しい音色が鳴り響いていました。





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